スピードモニタ取付け



オイルの交換時期などを知るのに,トリップメータが役に立つんですが,
標準で付属しているのは燃費計算に使っているので,
新しく積算機能を持ったULTRAのスピードモニタを取付けました.

これはデジタル表示でスピードメータとレブメータが表示,ピーク記録などできるもので
レブワーニングやトリップメータ,リミッタカット機能も付いてます.
これで180km/hを超えても,スピード表示が可能となります.
もちろんリミッタカットはクローズドコースのみでの使用が前提ですが.

リミッタカット機能を使うか使わないかで配線が多少異なります.
まず配線の整理,車速の分岐は要らないので長さを調節するついでに
端子を付け直したりしました.


配線の用意はこんな感じ.
必要な線は,電源,アース,車速信号(入出力),回転信号の5本.
ここで電源が問題となります.
ACCでも常時でもない,イグニッション電源.
これはACCでも0[V]で,エンジンを掛けると電圧が来る電源になります.
エアバックやエアコン,ABSなどに来てる電源なのですけれど,
分岐で取るにはヒューズボックスからが一番簡単.
ただ,重要な補機には干渉させたくないので,どれから取るかなぁと
悩んでたんですが,配線図を眺めると思わぬ所にちゃんと用意されてました.


恐らくカーナビ用でしょうが,お誂え向きですね.
問題のコネクタ位置ですが,ヒューズボックスのすぐ上にありました.


単極のコネクタです.
アースはその辺のボルトを使いました.

次にECUへの接続です.
助手席下を捲って,ECUにアクセスして灰色のコネクタから車速信号と回転信号の
ラインを見つけます.
永井電子の取説には各車種が網羅されてるのでそれに従えばいいでしょう.
各ラインを,ニッパでカットしてギボシを使い割り込ませます.


取付け前と取付け後.

あとは本体へと接続し,適当な位置へ本体を固定するだけ.


アルミ板で固定用ステーを作ります.
見栄えを良くするのにアルマイトをかけました.
(小さい板は今回関係ないオートタイマ用のフード)


ハンドルコラム左側へ設置.
メータパネルのランプを妨げず,よく見える位置.
夜間のバックライトも明るすぎず,視認性はいいです.
ただウィンカに連動して明暗してましたが,配線の関係上仕方ないのかな.