マルイから満を持して発売されたエアコッキングライフルシリーズ。
発売早々に購入してみたのですが、マルイらしく
ゲームに使い倒すには良い「軽くて良く当たる」ライフルに仕上がっています。
オモチャっぽい出来と重厚感の無さは仕方がないとして、
どうせなら、もっと軽くもっと取り回し易くしようじゃないかと
大胆な軽量化を試みてみました。
安銃だからと調子に乗ったため、やりすぎ感すら漂ってくる内容ですが…。
使用素材:
VSR-10(プロスナイパー仕様)、プラ板、スチール製ステー
適当なレイル、エポパテ、各種ラッカースプレー、などなど
(注:今回のカスタムをする前、購入したその日に
少しだけ切ったり貼ったり塗ったりしたため、スタートが
ノーマル状態ではありません。)
まず、ストック部品にノコを入れていきましょう。
先端部とストック部分を大きく切り取ります。
スリングスイベルが残る程度。
軽量化とスタイルの向上(?)を図ります。
ちなみに、この程度チークパッド部を残しておけば
強度の心配は無いと思います。
続いて切り抜いた部分をステーで強化し、レイルを付けます。
ポリパテとプラ板でまず開口部を塞ぎ、そこへL字材を固定。
そこへレイルをネジ止めするようにすれば完全固定できます。
レイルを付ける理由は、グリップを装着すれば狙撃時に安定しますし、
マウントを使用することで脱着式のマガジンケースなど
いろいろな物を取り付けることが可能だからです。
空いてる場所にはとりあえずレイル付けとくか、みたいなノリで。
ストック先端部はパテなどで埋めて整形するといいでしょう。
次に、バレルをカットします。
↑2つに分かれているのは、一度切って
「これぐらいでは、まだ生ぬるい!」と、決意した経緯によるものです。
今回は14cmほどカット。当然、G-Specよりも短くなりました。
マズル処理です。
元々装着されていたパーツのネジ山を削って、新しい切り口に
イモネジで固定してあります。
右の写真はスコープの対物レンズが反射で目立つのを塞ぐための
カバーです。
これなら、バトラーキャップに四角く穴を空けるよりもスマート。
ちなみに、初期ロットではインナーバレルがアルミ製ですが、
後発の製品では真鍮らしいです。
オプションパーツとして精密バレルセットが売っているらしい…
と、後になって知りました。orz
そして、仕上げの塗装。
最近出てきたマルチカモの効果が高いらしいので
いつものフィーリングで塗るのと違い、色を揃えて塗ってみました。
結果は写真を見てもらえれば分かる通りの大失敗です。
色は綺麗ですが、目立ちまくっていますよね。
何故こうなったのか、よく分かりませんけれど、抽出した色が
おかしかったのだと思います。
というわけで、塗り直し。
一般的なフィールド地面の写真を処理してオリジナルの
迷彩パターンを作ってみました。
そして、それにあわせた色を揃えます。
今までにないほどの多色塗り。
そしてその結果。
ほどよい感じに仕上がりました。
写真では反射して明るめに見えますが、ベース色を
ブラウンとODにしたので、実際はもう少し暗めです。
総評:
だいぶ短くした割には、グルーピングはほとんど変化していないので
取り回し優先としては良いバランスだと思います。
スナイパーライフルに取り回しの良さを求めること自体が
ナンセンスだと言われてしまいそうですが…
頻繁に移動する場合は動きやすい方が良いのです。
今後は迷彩塗装をフレックや自衛隊新迷彩のような斑点模様に
しても面白いかも知れません。
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追記1:
また少し変えました。
まず、バレルを標準のアルミからステンレスのカスタムパーツへ。
シリンダーヘッドもPDI製に変更しています。
シリンダー内部を交換する時はヘッド部分に封印のリベットが
打ち込んであるので、リューターかドリルなどで削り取れば回すことが出来ます。
次に、ストックに付いているレイルの活用です。
マガジンにクイックリリースレバーを付けました。
アルミ板の間にナットを入れ、パテで固定してあります。
本体にマグを付属させることによって、匍匐状態でのマグチェンが
格段に楽になります。
レイルへ装着した様子。
そして、サイレンサーアダプター。
VSR-10でもGスペックの場合は標準なんですが、ノーマルの上に
テーパーバレルを切ってしまっているため、市販のカスタムパーツ
では内径が合いません。
仕方がないので自作することにしました。
真ん中がアダプター。
テーパーバレルの正確な切断は難しいので、インナーバレル用貫通穴を
タイトに仕上げることによってアダプターおよびサイレンサーと
バレルの並行を実現しています。
ここは精度良く作らないとサイレンサーが曲がって付くことになりますので
注意が必要です。
小さな場所ですがスコープの反射カバー。
前まではプラ板に穴を空けただけでしたが、効果を重視して
パンチング板を追加しました。
視界が多少暗くなる程度ですので、擬装優先の場合は有効かも。
現状(サイレンサーは未塗装)
また塗装が変わっていますが、未だに決定的なパターンが出ません。
塗装に関しては模索中。
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追記2:
改正銃刀法に合わせて初速を微調整した後は、変えるところも無くなってきたので
現状を最終的な形としました。
巻いてあるのは実銃用のカモフラテープ。
よくあるテーピングのようにテープ間だけくっつくため簡単で良かったんですが
1年ほど経つと、表面がシールを剥がした後のようにベタベタとしてきました。
ガムテでペタペタしたりアルコールで拭いたりしてみたんですが取れず。
上からラッカースプレーして塗膜で誤魔化しています。
便利なテープだと思ってたんですが劣化するのは頂けませんね。
軽くて初速も安定し精度が出ているため大変扱いやすい銃になりました。
あと変えるとしたらトリガー周りでしょうけど、これ以上やると
全体のバランスが崩れるのでいじらないと思います。たぶん。
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