SUREFIREのライトでもL4が一番バランス良いと思い携帯してるんですが、
オフィシャルでポーキュバージョンが出ないので、ヘッドをL2やL6の
ステンレスポーキュのようなものに作り替えてみました。
材料はステンレスがしんどいので、ジュラルミンの丸棒から削り出します。
まずは円筒に削り出して、基部をシュア本体に合わせてネジ切り。
牙を作る前に、一度取り付け確認。
スコープのサンシェードみたいになってますね。
角度ごと切削するためのロータリーテーブル固定方法で頭を悩ませた結果
ボルトで治具を取り付けて、そこへねじ込む形にしました。
最初に作った部品の高さが足りなかったためにスペーサーを追加製作。
ゴリゴリしてる様子。
アップカットしても曲がり角でバイスの逃げが跡になるけど、仕方ないかぁ。
エンドミルの径を上げれば少しはマシになるかも知れません。
中身も少しいじります。
年々、明るい新しいLEDが出てくるのでラクシオンでは見劣りします。
せっかくならCreeを入れても良かったのですが、今回は交換が楽な
SSCのP4シリーズ、ランクUのエミッタに換装。
ベースにアルマイトされてるので絶縁は気にせずシリコン塗ってポン付け。
コンバータはそのままなので、700[mA]ほど流れてます。
P4だとオーバードライブ。
常用ライトではないのでランタイムや耐久性よりも明るさ重視で。
あとは組み上げれば完成です。
こんな感じになりました。
純正のほど牙が鋭くないけど、やっぱり凶暴な外見に。
壁へ照射したらこういう風。
照射パターンが独特の形ですね。
照度は比較対象がないので分かりにくいですが、しっかり明るくなってます。
おまけで、数多のライト職人さん達に倣ってルミノーバを塗りました。
量が少しなので、消灯した瞬間はハッキリ見えるけどすぐ暗くなってしまう。
時計用のスイス製を取り寄せたのだけど期待したほどに明るくないなぁ。
レンズ周りにも塗ったのが、わずかに見えてます。
欲しいから作る、という純粋な動機を満たすモノが出来たので満足。
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